金山駅前まちそだて会|金山スタイル
金山駅前まちそだて会|金山スタイル
×

歴史

History

歴史深い街、金山

「金山という地名はどこから来たの?」「金が採掘されたってほんと?」「駅周辺にどんな寺社が
あるの?」といった素朴な疑問を、金山の歴史から探り、ご紹介します。

歴史散策マップ

History Map

畑中地蔵 / 七はし供養塔

畑中地蔵はその昔、畑だったこの地に突然大きな石が出現し、地中の根本がだんだん大きくなるばかりで掘り起こせなかったところ、夢枕に異様な人が現れ「我を祀れば願い事を叶えてやろう」と言って消えたことから、その石を「畑中地蔵菩薩」としてお祀りしたのがはじまりと言われています。
伝え聞いた近隣の人々もおまいりしたら大変なご利益があったそうで、戦時中の空襲でも付近が焼け野原となった中で、この地蔵堂とお地蔵様の所在地は一軒の被害もなかったほどです。
毎月24日の地蔵菩薩の命日には、お経を唱え地蔵菩薩の徳をたたえています。

境内には、堀川の氾濫に窮した村人が総出で架橋と築堤工事を行った際に、その実情に痛感し自ら人柱となったと伝わる高僧を供養した「七はし供養塔」も移設されており、高僧義人の道徳をたたえ今の世に伝えています。

畑中地蔵(はたなかじぞう) / 七はし供養塔(ななはしくようとう): 名古屋市熱田区花町1-18

榊森白山社

榊森白山社は平安時代の886年に創建されました。当時この地は古代榊の木が多く、その榊を熱田神宮へ奉納していたそうです。熱田神宮へ参拝する際も、この社でお祓いを受け身を清めてから参拝したとも伝わっています。
ご本殿祭神には白山の神として知られる菊理媛神(くくりひめのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、大己貴神(おおなむちのかみ)を祀るほか、境内社に松尾社、天皇社、稲荷社、華能宮を祀り、「世界一の縁結び」をはじめ多彩な御利益があるとされています。

榊森白山社(さかきもり はくさんしゃ):名古屋市中区金山1丁目8番23号

金山神社

「金山」の地名由来といわれる金山神社。主神は金山彦命(かなやまひこのみこと)で、鍛冶鋳造の祖神を奉祀する神社です。約1200年前、熱田神宮修理の鍛冶職であった尾崎氏の祖が屋敷内に勧請したのが始まりで、実に「尾張鍛冶の発祥地」といわれています。
毎年11月8日に行われる「ふいご祭り」には、名古屋を代表する鉄鋼関連企業をはじめ、地元町内会や企業や商店が集まって奉納を行っています。

金山神社:名古屋市熱田区金山町1丁目16−19

インスタグラム

Instagram

@kanayamastyle
PAGE TOP